ビビりな私の台湾日記

ビビリな私の海外奮闘記です、台湾のあれこれ是非ご覧ください

桜が見たい

もうすぐ3月が終わろうとしている。 

 

日本は暖かくなり始めて、ちょうどが咲く季節だ。

昨年の今頃は何をしていただろう、、。

 

母と祖母と3人で、100年咲いている大きな桜を見に行った。

またある時は、友人とお城の下で桜を見ながらお団子を食べた。

 

今の騒々しい世の中からは想像できないほど穏やかな日々を送っていたように思う。

 

近頃は目を疑うようなニュースばかりで、落ち着くことができないけれど、みんなと授業を受けているときは、すごく平和だ。

毎週水曜日は『言語デー(自分で決めた)

朝、英語の講義で、昼からは日本語の講義を受ける。

 

私の持論だけれど、『カタコト日本語』を話す台湾人は可愛い

今日、みんなで日本語の講義を受けた時も、

難しいけど、頑張って発音練習している声が耳に届く。

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どうやら、カタカナが難しくてたまらないらしい、、、

何回練習しても言えない学生もいた。

はじめは、「ディズニーランド」も言えなくて、諦めかけていたけれど、授業が終わる頃には、言うのが楽しくなったのか「ユニバ」の発音練習も自主的にしていた。

そんな姿だけでも愛おしく思える、、、(笑)

 

友人とワイワイ時間を過ごすのもいいけれど、1人で物事を考えることも大事だ。

最近は1人でゆったりとした時間を過ごすことにハマっている。

 

そんな時、1番考えてしまうのは、やはり、家族のことだ。

家族と離れている分、 不安で仕方なくなる時もあるけれど、電話をするだけでも不思議と心おだやかになれる。

台湾に来たすぐの頃は、電話なんてたまにしかしていなかったけれど、最近では暇さえあれば電話している。『大丈夫!』と思っているつもりでも、心のどこかでは不安で、家族のことを心配に思っているせいだろう、、。

 

台湾で暮らし始めてから、以前にも増して、自分の中での家族の存在の大きさを実感している。

 

常に、家族のことを最優先に考え行動してくれる母。

家族のために毎日必死で働いてくれる父。

ガムシャラに自分の人生を歩くカッコイイ背中を見せてくれる兄。

いつも心配してくれて、私の幸せを全力で願ってくれている姉。

応援してくれて、挫けそうな時は励ましてくれる祖母と祖父。

家族がみんな元気で過ごしていることさえも奇跡なんだと気づくことができた。

 

きっとこんな状況でなければ、全てが『当たり前』になってしまうだろう。

当たり前のことなんて1つもないと常々実感している。

 

台湾で出会った人も同じだ。

いつも助けてくれる。私に対して本当によくしてくれる、

しかし、私が何かして返しているかと言えば、何も返せていない。

恥ずかしいと思う。

自分の力でコツコツと返していけるように成長しなくてはいけない。

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(1番私によくしてくれる台湾のお姉様のような先輩と、ピンク色の謎の花)

 

今年はを見ていないからか、を過ごしたような気がしない。

を見たいなー』と思う時は、自分が日本人だな、と実感する瞬間だ。

ピンク色の花を見て、桜を見た気分になっている。

来年は、日本に帰って桜を見れるといいな、、、、