端午節
今日から4連休!!!!
『端午節』と呼ばれる祝日だから。(旧暦の5月5日)
日本にもある、『端午の節句』とは全くの別物。
『端午節』は台湾人にとって三大節句に数えられるほど大事にされている日。
台湾では、「『端午節』まで冬物衣類はしまってはいけない」という言い伝えがあり、
この連休が終えると本格的な暑い夏を迎えるということになる。
この『端午節』の起源は、遥か昔。
戦国時代・楚国の詩人で、愛国心が強い政治家でもある
『屈原』を祈念するために始まったもの。
ある日、屈原は、秦国は楚国に進行することを目論んでいることに気づき、
君主に対して進言するが、君主は別の家臣の言い分を信じ、
『屈原』を国外追放します。
結果として、
楚国は秦国によって侵略され、
楚国の君主も秦国により捕らえられて亡くなることになる。
それを知った、『屈原』は失意のあまり川に身を投げ自害。(旧暦の5月5日)
『屈原』の死を知った国民は、悲しみのあまり自ら船を漕ぎ、
遺体を探しに行ったといわれています。
その際、遺体が魚などに食べられたりすることがないよう、
太鼓を叩いたりチマキを投げ入れたりしていたのだとか。
そんな出来事があり、
『端午節』にチマキを食べたり、
『龍舟(ロンジョー)』というドラゴンボートを漕ぐようになったといわれている。
今でも、台湾各地で『ドラゴンボートの大会』が行われており、
チマキを食べながら、ドラゴンボート大会の観戦をするのが台湾流の『端午節』の過ごし方。