ビビりな私の台湾日記

ビビリな私の海外奮闘記です、台湾のあれこれ是非ご覧ください

初めて話すこと

昨日初めてブログを投稿して、2投稿目になる今日は『食』について書くつもりだったが、昨日の投稿を読んでくれた先輩から「内容はよかったけれど、最初の投稿はなんでブログを始めたのか、書くのもいいと思うよ」との言葉をもらった。

確かにそうだ、なんの説明もせず書き始めていた、完全に盲点だった。

やはり人の意見を聞くことは自分の財産になると思った。

 

そんなことを思いながら、SNSを見ているとある人のブログが目についた。

そのブログの内容を大まかに説明すると「自分自身が情けない」という内容だった。

なぜ急に今日この話を書いているのかというと、そのブログを書いた人が私の兄だから。

そして、私が今台湾で暮らしていること、ブログを書き始めたことにも大きく影響しているから。

2回目の投稿になってしまうけれど私が台湾留学、そして今ブログを始めた訳を兄とリンクさせて書いていこう思う。

 

まず最初に言っておきたいのは、『私の兄は凄い』

身内だからというわけでは無く、冗談抜きで凄すぎる。

急に「象使いの免許を取る!」とラオスに行き、「農業を学びたい!」とオランダに行ったかと思えば、次は急に「パラオに行く!」と言ってパラオに行った。とりあえず小さい時から常に落ち着きなく動き回っている。新しいことをするのに対して、知らないことに対しての好奇心が並外れているんだと思う。変人かと思われるかもしれないけど、私からするとキラキラ輝いて見えた。

「そんなお金どこから?」「まだ学生だから、親のお金?」と思われるのが普通だと思う、しかし兄は親に一切の負担もかけていない、自分を売り込みに行って正当なルートで数々の審査を通過してサポートを受けている。誰にも負担をかけていない、迷惑もかけていない。

凄すぎる。

 

そんな兄の妹である私は負けず嫌いだ。

目の前でそんな凄すぎる姿を見せつけられると、私の負けず嫌い精神が黙ってはいない!!!

ある日、心の中でフツフツと闘志を燃やしている私に対して兄が言った

 

「はなに俺は超えれないよ」、余裕のスカした顔で。

 

心の底から腹が立ったけど、当時の私は「いつか超えるもん、いつかね」

それしか言い返せなかった。自分は何も持っていないから、誇れるものがないから。

悔しかった、負けたと思った、それと同時に『絶対超えてやる』と心に決めた。

 

毎日ただ学校にいって、部活して家に帰ると疲れ果てて寝る!毎日この繰り返しだった私は狭い狭い狭い世界しか見えてなかった。

『自分を変えるため』『兄を超えるためには』

 

考えに考えてやっと思いついた答え、、、、、、、

 

『視野を広く持った人間になろう』

↓  視野を広く持つためには、、、、

『知らない世界を見よう』

↓ 知らない世界って何、、、、

『外国に行こう』

 

たったこれだけ。これだけだけど、当時の自分からするとすごく勇気のいる答えだった。

怖かった、逃げたかった。なんせ、私はめちゃくちゃビビりだから、、、

でも途中で辞めるのは自分の負けず嫌い精神に反する!!だから決めたことは貫き通す。

 

兄は親に負担をかけず自分のしたいことをした、でも私は違う。

親に負担をかけまくっている、ありがたいことに両親は何も言わず支えてくれる。

自分でも恥ずかしいと思う、でも今はこれしか方法がない。

 

せめて、ここ台湾で勉強させてもらえていることを無駄にしたくない。

何か一つでも自分のものにしたい、ここでの出来事を忘れないようにしたい。

そんな思いでこのブログを始めた。自己満足かもしれない、でも毎日続けること、

それでまた何か得られるものがあると思う。

 

自分が狭い世界から抜け出せたのは、目の前で凄すぎる背中を見せてくれた兄がいたから。

自分の身近なところに尊敬できる人がいて私は恵まれていると思う。

今の自分はまだ兄のレールを辿っているだけかもしれない。

でも兄は今、少しへこたれているらしい。

『へこたれている様では、妹に抜かれますよ!お兄ちゃん』

 

、、、、、少し調子に乗ってしまったƪ(˘⌣˘)ʃ

私にはわかる、兄は絶対成功する。油断していられないのは私の方だ。

ホームシックにもなるし日本に帰りたくもなる、だからこそ今、台湾で暮らす絶対的な意味を見つけたい。