ビビりな私の台湾日記

ビビリな私の海外奮闘記です、台湾のあれこれ是非ご覧ください

台湾に帰って待ち受けていたものとは、、、、

 

みなさん、いかがお過ごしですか?

私はとっても元気です!ただ隔離されています、、、、、、、、。

 

隔離!?滅多にそんな言葉耳にすることはない。

もちろん私が悪いことをしたわけではありません!ではなぜ隔離されているのか、、、?

理由はいたってシンプル!今世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス の影響。

2020/2/22に台湾政府は日本の感染危険度をレベル2』に引き上げた。

これにより、台湾政府の日本への対応は少し厳しくなった。空港の検疫も通常よりも厳しく緊張した雰囲気が漂っていた。

 

台湾にも多くの日本人留学生がいる、学生への対応はそれぞれ大学により異なるのだが、私の大学は、22日以降に台湾に帰国した日本人は『危険管理区域』と呼ばれる場所で2週間生活をする、という対応をとった。(もちろんこれは拒否することもできる。)

 

ここでは1部屋に1人、食事は管理人が3食届けてくれる。外に出てはいけないが飲み水汲みと洗濯のために廊下に出ることは許されている。

ここだけ聞くと、まあしっかりめの隔離。初めは嫌で嫌でしかたなかった。

 

日本から帰ってきてすぐ隔離生活に突入したためかホームシックのレベルが凄かった。

今日で隔離生活は1週間経過したので、ちょうど折り返し地点!!

もうだいぶ慣れて、自分のペースですごく充実した生活を送っているが、始まってすぐの頃は暇さえあれば泣いて、お母さん、お姉ちゃんと電話をしていた。

お姉ちゃんと7時間も電話した日もあったな。。。。

日本でしか見れないテレビを見たがる私にテレビ電話で見せてくれて、ご飯を食べる時も一緒に食べている様な不思議な感覚だった。

極度のホームシックで日本に帰りたい気持ちしかなかったけれど、徐々に寂しさや不安もなくなったり、『家族って特別だな〜すごいな〜』と実感した。

実際に隣にいるわけではないけれど安心でき、前向きな感情をもてる様になった。

私は普段物事を考えない様にしている。正しく言うと考えることから逃げているのだと思う。

物事を真剣に考えすぎて深刻になってくるからだ。

しかし、ここにいると基本することが無い。その分しっかり物事と向き合うことができる。

すごくいい機会だ。

 

そのため、コロナウイルスの流行で帰国が本来の予定より延期され、2ヶ月近く日本にいた期間のこともよく思い出す。

日本にいた間ずっと、お母さんが作ってくれたご飯をお腹いっぱい食べることができた。

大好きな人たちとすぐ会える距離にいられた。

家族全員揃ってご飯を食べられた。(うちの家族は3兄弟がそれぞれの場所で生活しているので家には両親だけ)

普通に考えると当たり前なことかもしれないけれど、私にとっては幸せでたまらなかった。

心を許せる人が常に周りにいてくれる安心からか日本にいる間すごく泣き虫になっていたと思う。ことあるごとに泣いていた(笑)。

「当たり前だと思っている日常は全部奇跡だな〜」と最近よく思う。

 

隔離されるなんて、人生で1度あるかないかの出来事だ。いや、無いだろう。(ましてや外国で)

 

そんな出来事を体験している、ありがたいことにみんな私を心配してくれる。

幸い台湾は水際対策がしっかりしていたからか、爆発的に感染者が急増している様子はない。それよりも私は、私のことを心配してくれる日本にいる大切な人たちの方が心配だ。

これ以上感染者が増えないで欲しい。

大切な人たちが安心して暮らせる生活に早く戻ってほしい。

私はただ願うことしかできないけれど、、、

 

 

そして今は、友達が差し入れしてくれた百香綠茶(パッションフルーツ緑茶)を片手に、今までの出来事を思い出して、「幸せだな〜」の感情を噛み締めながらブログを書いている。

 

ああ、今日も幸せな1日だったな。