台湾のコロナ対策
今、世界中で猛威をふるっているコロナウイルス
今日は、『台湾のコロナウイルスへの対策』について書いて行こうと思います。
新型コロナウイルスの迅速な対応が世界中から称賛されている台湾。
2003年、SARSが大流行した際、台湾も莫大な被害を受けた。
その苦い経験があり、今回は対応が早かった。
日本では今、マスクが買えない。
消毒液も買えず、ティッシュなどの紙製品も買えない様な状況だ。
コロナウイルスが流行し始めたすぐの頃は、一時期、台湾でもマスクが買えないという状況になっていた。
しかし、その後すぐに政府がマスクを買い占めた。高値での転売や、買い占めを防ぐのが目的だ。そのため現在、台湾では指定の薬局で保険証を提示すればマスクを購入できることになっている。
一方、大学内でもしっかり対策されている。
大学の寮を出る際、出入り口で体温を測られる。
そして体温が正常値であれば、『體溫正常』のハンコを押してもらうと外出ができる。
外から戻り、また寮の中に入るには腕に押されたハンコを提示しなければいけない。
授業に行く際も同じだ。
教室棟の出入口は制限されている。
どこからでも出入りできるわけではなく、マスクをして、体温を測って発熱していないことを確かめてからでなければ授業を受けることはできない。
そしてこんな画期的なものも配られた。(これは私の大学のクラスだけかもしれない)
右上の黒枠のところに、おデコを当てると体温が測れるというもの。
37・5度以下であれば『正常』の方にニコニコ笑顔が浮き出てくる。
すごい技術!!!
これは、市政府が作って配ってくれたものだそう。
指定された国からの入国者の隔離、マスク不足への対策、徹底した健康管理、
台湾で暮らしてみて実感した。
台湾のコロナ対策はしっかりしている。
そのためからか、『コロナウイルス感染に怯え過度に外出を控える』、なんて現象もあまり見かけない。
夏休みになるまえの連休に、あわよくば日本に帰国できるかもしれない!とも思っていたけれど、日本の感染者は増える一方。。。
夏のオリンピックの開催さえも危ぶまれている様な状況。
台湾の学校は学期開始が2週間延期され、夏休みの開始がただでさえ遅れている。
連休で帰国できないにしても、夏休みは絶対に予定通りに帰国したい。
それもすべて今後の日本のコロナウイルス の感染具合にかかっている。
頼む、予定通りに帰国させてくれ、、、、(・・;)
がんばれ!日本!!