懐かしいな、、、
久しぶりのまったりした休日、、、
こんな日もいいな、、、なんて思っていたのも束の間。
気付くと慌ただしい1日だった。
昔から、『人の悩みを聞く相談窓口』的なポジションに自然となっていることが多い。
それはどこにいても変わらないらしい。
今日も、留学生と朝ごはんを食べに行って、ひょんなことから『相談窓口』を開設してしまった(笑)
人の悩みを聞くのは苦痛ではない、むしろ「こんな悩みもあるんだな、、」と自分を見つめ直すことができるいい機会だと思う。
『友人関係』に悩んでいる、という留学生。
以前の自分を見ているようで、懐かしい気持ちになった。
「NO」が言えない。
性格上、仕方がないことだ。
なかなか変えられることではないけれど、「NO」と言うことも、時には必要である。
台湾に来たすぐ、『狭い、日本人のコミュニティーでどういう人付き合いをしていくか』
をたくさん悩んだ。
全員と仲良くするに越したことはないけれど、そんなことはもちろん不可能だ。
しかし、そんな狭いコミュニティーにいるからこそ、「NO」と言うことも必要になってくる。
私自身、台湾で過ごしていく中で考え方を少し成長させることができた。
以前の自分は、『嫌だな』と思うひとにも、分け隔てなく接してしまう、いわば『損をする人間』だった。
いやだと思うことをされても、その人が悩んでいたら、「大丈夫?」と聞いてしまう。
そして、悩みを聞く。
周りから見たら、「馬鹿じゃないか?」と思われるタイプ。
でも、私からすると、悩んでいる姿がかわいそうで、力になってあげたい、と言う一心だったのだ。
考え方が変わった今の私は、『得をする人間』になったように思う。
自分にとって大切だと思える人だけのために悩めばいい。
全ての人のために100%の労力を使って悩む必要はない。
自分の貴重な時間を、無理に裂いてあげる必要なんてない。
その代わり、大切な人の悩みは、自分のことと同様に思いっきり悩む。
残酷だけれど、
『自分が相手を思って悩んでいるほど、相手は私のことを思っていない』
という、現実に気づいてしまったのだ。
そんなことに気づき始めてからか、少し心持ちが楽になったような気がする。
非常識な行動をしている人のことも、『関係ない』と割り切れるようになった。
『どうしようもなくダメな人』は、どうしても存在する。
そんな人は、自分で痛い目に遭わないと分からないし、変わることもできない。
『類は友を呼ぶ』
そんな言葉があるように、自分のレベルに合った人が自然と集まるものだ。
素敵な人と出会いたいなら、まずは自分が『素敵な人』にならなければいけない。
台湾で過ごしていてそう気づけた。
留学生の悩みを聞いて「もがいてるなー、懐かしいなー」なんて1歩引いた目線で思うことができていた今日、自分の成長を少し感じた。