今となっては、、、
今日もまた30度を越す猛暑日。
きっとこれからずっとこんな日が続くのだろう。
「この暑さ、台湾だな」なんて思いながら生活している。
そんな今日は、『台湾ならでは(?)の不思議なところ』を書いていこうと思う。
大学によって異なってくるとは思うが、私の大学には『朝掃除』がある。
大学で『朝掃除』!?と思うかもしれないが、
言葉の通り、朝、大学のキャンパスを掃除するのだ。
これは、ボランティア活動ではない、強制参加。
もっというなら、『単位』に関わってくる。
しかも、これは卒業までに絶対に取らなければいけない『単位』。
昨年は、この『朝掃除の単位』を取れなくて『卒業』できなかった学生が100人ほどいたらしい。
学科によって、期間・場所が決められている。
期間は、6週間。
時間は、7:10〜7:50。
寮に住んでいる学生は『朝掃除』だが、校外に住んでいる学生は『昼掃除』がある。
一見、「『昼掃除』は楽じゃん!」と思うかもしれないが、
『昼掃除』がある学生は、昼の空きコマ返上して、昼食も食べないで掃除していた。
学生の担当者が点呼・点検を任されているので、サボろうと思ってもサボれない。
ましてや、私は、担当の場所に日本人が1人しかいなくて、初日に顔と名前を覚えられた。
絶対にサボることができない立場になってしまった( ˙-˙ )
遅刻はしてもいいけれど、許されるのは欠席・遅刻含め5回まで。
6回になると単位はもらえないので、卒業したければ、再チャレンジしなければならない。
なんといっても朝が早すぎる。
『早8』の日は、1度寮に帰ると間に合わないので、直接いかなければならない。
そうなれば、寮を出る時間を考えて6:50には全ての準備を済ませなければならないことになる。
全部逆算すると、起きる時間は5時代、、、。
『早8ではない日』は、寝起きのボサボサ姿で這いつくばったようにして間に合うようにいく。
掃除が終わって、部屋に戻って二度寝をしてから、準備をして授業にいく余裕がある。
本当に大学生なのか!?と言いたくなる生活。
高校生の時よりも早起きして、規則正しい生活だった。
私は、台湾にきたすぐの頃が担当期間だった。
予想していたキラキラの大学生活とは180度異なる。
朝から疲れ果てる生活。
あまりのキツさに、自分のことを『修行僧』なのかもしれない、、、と思うほどだった(笑)
まあ、今となっては、もうネタになりつつある、、。
『掃除』で卒業できない。
そんなおかしな話があるか?と思われるかもしれないが、これはいたって真剣な話だ。
幸いなことに、私はもうすでに『掃除単位』は、1発ゲットできたので、このまま他の単位を順調に取得すれば、4年で卒業できる(^◇^)