台北旅行 〜2日目〜
この日の始まりも雨。
コロコロ変化する台北の天気、、、
少し待っていれば雨が上がりそうだったので、
予定を後倒しにして昼過ぎから行動開始することに。
2日目にまず訪れたのは、
『中正紀念堂』
台北駅の隣の駅『MRT北門駅』からMRT緑線に乗り2駅、
『中正紀念堂駅』でおり、そこから徒歩5〜10分程度で到着。
台北駅からMRT赤線も通っているので交通アクセスは◎
ここは、台湾(中華民国)の初代総統・蒋介石の顕彰するために建てられた記念建築。
上の写真は正面から見た外観、本来であれば、写真中央の階段を上り、記念品などを展示してある記念館に入館できるが、現在はコロナウイルスの防疫のため、入り口が制限されており、正面から見て右側の門からのみ入館できる。
入館してすぐ、氏名・電話番号・人数・時間を入力しなければならなかった。
これもまたコロナウイルスの防疫の関係で、観光地の人の行動を把握記録するためだ。
入り口のフロアには、蒋介石に関する説明・物品展示がされてあり、
歴史好きな私に言わせてもらうと、ゆっくり眺めていたくなるほど興味深いものだった。
そして、4階に上がると、観光ブックなどでよく目にする、
儀仗隊(ぎじょうたい)の交代儀式を見ることができる。
儀仗隊を簡単に説明すると警備員のような仕事をしている人たち。
これは、1時間おきに行われる。
全員の一つ一つの行動がぴったり揃っていて思わず見入ってしまう程、
台北旅行に行った際は是非訪れてほしい観光地の一つ。
『中正紀念堂』を後にし、近くで昼食を済ませ、
バスに乗り次の目的地である『龍山寺』に向かった。
バス停からも徒歩3分ほどで、
MRTであれば地下にあるホームから地上に上がるとすぐ目の前に見えるので迷わずにたどり着くことができる。
そして、願い事へのご利益もあるとして、地元の方達からの信頼も厚い歴史ある寺院。
参拝の作法は『二礼二拍手一礼』という日本の神社の参拝方法よりも
複雑ではじめて訪れる観光客の方だと少し難しいという印象。
その少し複雑な参拝作法はまず『龍山寺』の境内に入るところから!
入る場所は必ず『龍門』(正面右手側)から。
本来であれば、『龍門』の入り口を抜けたすぐの売店に線香(7本:10元)があるので
それを購入して参拝を行うけれど、
今はコロナウイルスの防疫の影響で販売が中止してあるので、
線香を使用せず参拝を行う。
境内に入ったら、
まずは『本殿』で氏名・生年月日・住所・願い事を神様に告げ参拝を行う。
『本殿』での参拝をすませ、
次に後ろの『後殿』にむかう。
参拝は、反時計回りの順番で巡る。
『後殿』は、場所によって異なる『家内安全・航海・安産・健康・学問・恋愛』と言った
たくさんの神様がいらっしゃる場所なので、それぞれの神様に同じ方法で参拝をする。
『本殿』と『後殿』すべての神様への参拝が終えて、スタート地点(龍門)付近の
『前殿』で参拝を行う。
ここでは『御神籤』を引くことができる。
お賽銭を入れ、氏名・生年月日・住所・願い事を告げる。
次に、三日月型をした赤色の木片(筊杯:ジャオベイ)を2つ手に取り、
手の平で包んだまま氏名・住所・生年月日・願い事を告げ、2つの木片を地面に落とす
すると神様がそのお願い事に対しての返事をくださる、という流れ。
地面に落ちた2つの木片が表・表(陰杯:インベイ)ー裏・裏(笑杯:シャオベイ)の場合は、もう1度氏名などを告げるところからやり直しになる。
また、表・裏(2つの木片が違う面)が出た場合(聖杯;シャンべイ)は、
次の行程に進む事ができる。
隣においてある細長い木の棒をすべて一気に持ち上げ、一斉に手を離して、1番長く突き出た1本を引き番号を確認する。
そして、次もまた2つの赤色の木片(筊杯:ジャオベイ)を持ち、
初めと同じ内容を神様に告げ+「私が引いた御神籤はこれでいいですか?」と神様に問いかけ、また木片を地面に落とす。
この2回目の木片の状態は「私が引く御神籤はこれでいいですか?」に対する神様の答えなので、表・裏が出た場合は予め引いていた番号の御神籤を取りに行く。
しかし、表・表ー裏・裏が出てしまった場合は、「その番号ではダメ」だというお告げなので、初めの氏名などを告げるところからやり直しになる。
人によっては、一向に揃わず次に進む事ができない人もいるので、気長に参拝することが大切。
また、ようやく引く事ができた御神籤も中を見たら難しい中国語で記入してあるため、自力で解読するのはなかなかの至難の技。
その場合は、『本殿』の右手側にある『解籤處』という解読をしてもらえる場所があるので、そちらに持って行く。
(私の場合は、現地のおじいさまが話しかけてくださって、御神籤の内容まで教えてくださったので『解籤處』は利用しませんでした。)
すべての場所に参拝を済ませたら、『虎門』から外に出る。
『龍山寺』を後にして、次に訪れたのは『かき氷屋』
台湾名物のかき氷がリーズナブルな価格で楽しむ事ができるお店、『冰讚(ビンザン)』
『MRT龍山寺駅』からMRT青線『台北駅』に戻り、MRT赤線に乗り換えて『MRT雙連駅』で下車。
そこから徒歩5分くらいのお店。
ここで、ひと休み!
体力回復したところで、最寄りのバス停からバスに乗り、『北門駅』で下車。
『北門駅』のバス停から道路を挟んだ場所に『Ubike』と呼ばれる貸し自転車があるので、それを利用して次の目的地へ。
『北門駅』からUbikeで10分ほどの川側に進んだとことにあるのが『大稻埕碼頭』
地元の人たちのお散歩・サイクリングコースのような場所で、地元の方達で賑わっている場所。
ここでは、淡水につながる川と夜景を見る事ができ、とても綺麗で癒される場所。
川辺に沿って進むと、ビアガーデンのようなものも出店されていて、
夜景を見ながらお酒を飲む事ができるデートにはもってこいのロマンチックスポット!
十分に癒されたところで、お腹がすいた私たちは『Ubike』で『台北駅』まで戻り、
店内は大勢のお客さんで賑わっていて、行列ができていた。
価格は、1皿40元(=141円)。
お寿司、デザート、サイドメニューも日本そのものといった感じで、
日本に帰ったような気持ちになれる場所。
夕飯を済ませ、台北駅からホテル付近までまた『Ubike』を利用!
いかに歩かず移動するかを考えながら全てにおいて『楽をしながら楽しむ』をモットーに行動した1日でした。
これで台北旅行2日目は終了、
3日目に続く、、、、