台湾のこんなところも面白い 〜大学生活編2〜
今日の一大ニュースは、台湾政府が日本のコロナウイルスの感染危険度を『レベル3』引きあげたこと。
これにより、日本から台湾に入国する場合、14日間の隔離措置がとられることになった。
3月に入ってすぐの時点で、LCC(格安航空)は3月中の日本-台湾間の運航を休止することを既に発表していた。
今、この時期で『レベル3』に引き上げられたことは、きっと今後の運航状況にも関わってくるのではないかと思う。
台湾では、通常どうり授業を行っている大学もあれば、オンライン授業に切り替えて講義を行なっているところもある。
私の大学は、今はまだ通常通りに授業が行われているので、以前と変わらずの大学生活を送っている。
さて、話は変わって、今日は『台湾の大学の面白いところ』をご紹介。
台湾の大学は、本当にグローバル。
キャンパス内には、さまざまな国籍の学生がいて、共に授業を受ける。
私の大学は、外国籍の学生は優先的に中国語の授業を受けることができ、
私が中国語の授業を受けていたときは同じ教室の中に『日本、インドネシア、韓国、マレーシア、ベトナム、ソロモン諸島』国籍の学生たちがいた。
耳に入ってくる言葉が多国籍すぎて、まさに『言語の渋滞』といった状態だ。
その上、私たちの大学は外国人専用の寮が別にあるわけではないので、寮の中も多国籍。
私の最初のルームメイトは『マレーシア人』だった。
彼女は小さい頃から勉強していたらしく、流暢な中国語を話すことができた。
とても流暢だけれど、マレーシア訛りの中国語を話す。
マレーシア人が学ぶ中国語は簡体字、私たちが普段使うのは繁体字。
そのため、字は異なるが、完全に読み取れないわけではない。
次のルームメイトは『インドネシア人、台湾人2人』
国籍が異なる私たちの共通言語は中国語。
そのまた次のルームメイトは『マレーシア人2人』
彼女たちは、流暢な中国語を話すことができ、それに加え英語までも堪能だった。
そして、今のルームメイトは『インドネシア人』
彼女は、中国語こそ話せないものの、母国語であるインドネシア語と、流暢な英語を話すことができる。
そんな彼女と私は英語で会話をする。
私にいわせてみると、英語はとんでもなく難しい。
彼女に寮のルールを説明するだけでも一苦労だった。
2つの英語翻訳アプリと英和辞典を使って調べながらの作業。
全てが手探りだ、、、、。
こんな機会でもなければ、私はきっと英語から逃げていたと思う。
幸い、彼女は私の英語を理解してくれたが、まだこの先4ヶ月近く共に暮らしていく。
私がこれからどのくらい成長できるかは、自分の努力次第だろう。
コミニュケーション1つ取るだけでも、かなりのエネルギーを使う。
しかし、今日この説明書を渡すと、彼女が私に「謝謝」と言ってくれた。
今朝まで、一言も中国語を話せなかったにも関わらず、、、。
シンプルに感動した瞬間だった。
日本では3種類の言語を話すことができると重宝される世界だ。
しかし、台湾で過ごしていると、それでは足りないのではないかと思わされる。
毎日、とてもいい刺激を受けながら生活している。