母の日
今週も台湾人の友人はみんな実家へと帰省していった。
「今週末は、母の日だから家族でご飯食べるの〜」
友人の何気ないその一言が、私からするとすごく羨ましく思えた。
最後に家族揃って食卓を囲んだのなんていつだったろう、、、
冬休みで帰国した時だったかな、、、
うちは家族みんな自由気ままな性格。
私たち兄弟もみんな大きくなり、それぞれバラバラの場所で生活しているため
家族全員が集まる機会がめっきり減ってしまった。
今日は、『母親節:母の日』
『台湾の母の日』と『日本の母の日』の異なる点
が気になったので台湾の友人に『台湾の母の日』について聞いてみた。
『台湾の母の日』は、家族みんなで食事をして、プレゼントやカーネションを送るらしい。
『日本の母の日』と目立った差はないようだ。
日本にいた頃の母の日を思い返してみると、
子供なりに考えて、花束を準備したり、夜ご飯を作ったりしてたかな、、、
当時の母への感情と、今の母への感情では大きく変わったように思う。
日本にいた頃の私は、『母がいることが当たり前』だった。
めちゃくちゃ馬鹿で子供な考えだけれど、
そう思えるほど、母の存在が常に近くにあって、
常にたくさんの愛情を受けていたんだろう。
温かい美味しいご飯が出てくる。
ワガママを言うことができる。
困ったことがあれば無条件で手を差し伸べてくれる。
父は仕事で忙しくて、家にいることが少なかったけれど、
寂しさを感じたことは1度もなかった。
当たり前ではない、有り難すぎる、
めちゃくちゃ幸せな環境を私にくれていたのは、全て母だったのだと
少しずつ大人の考えができるようになった今、毎日実感させられている。
長期休暇でずっと一緒にいれば喧嘩もするけれど、
私の母のように素敵な人はいないな、と頭が上がらない、、m(__)m
日本にいた頃に比べて、自分の考えが少しは大人になれたような気がして、
台湾の大学に来て正解だったのかもしれない。
いつもありがとう。