中華圏の節日”中元節”
ここ最近、街中を歩いているとよく見かける不思議な飾り物、、、
大きなデパートの出入り口にも、、、
これは何なんだろう、、、目にするたびに大きくなる疑問。
友人に聞いてみたところ、この豪華な飾りは中華圏の節日と関係があるとのこと、、、。
『中元節』
昔中国では春節を「天官大帝の誕生日」とし、これを「上元節」
7月15日(旧暦)は「地官大帝の誕生日」でこれが「中元節」、
10月15日(旧暦)が「水官大帝の誕生日」で「下元節」という形で現代に残っている。
7月15日は地府(地獄)の門が開き、死者の霊魂が赦される日だという言い伝えがあり、そこで中元節はだんだんと「鬼節」(死者の日)という意味を持つようになり、この日は仏教の「お盆」とも重なるため、旧暦7月15日はこの二つの行事一体化して日本にも伝わりました。
お盆などとともに日本に伝わったこの行事は、江戸時代ごろからお盆に贈り物やお供物をする風習が生まれ、夏の贈り物である『お中元』ができたと言われている。
まさか日本の伝統文化『お中元』とも関係があるとは、、、、
想像もしていませんでした、、、^^
台湾の年中行事の中では、春節、中秋節、中元節の日が最も大切であるとされており、
毎年旧暦7月15日は中元節(日本では、盂蘭盆)で、この日は亡くなった先祖様にご馳走をする為、一般のお店や住居の庭先で豪華なお供物をする。
台湾では、旧暦の7月は鬼月(亡くなった方がこの世に戻ってくる月)と呼ばれ、
結婚・引っ越し・開店など祝い事は避けなければならないとされている。
台湾で生活をしているからこそ、旅行だけでは触れる事がなかなか難しい、
”台湾の本当の姿”を感じる事ができています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。