ビビりな私の台湾日記

ビビリな私の海外奮闘記です、台湾のあれこれ是非ご覧ください

正直な気持ち

朝起きて、白湯を飲みながら、ゆったりと身支度をして、

昨日買ってきた全粒粉のパンに蜂蜜を塗って食べる。

 

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そんな平和な朝からスタートした今日(連休の2日目)も、

もうすぐ終わりを迎えようとしている。

 

 

せっかくの連休にも関わらず、少し脚を伸ばして遠出することもなく

静かに寮の部屋にこもっている。

コロナウイルスが本当に怖いからだ。

 

こんなにずっと寮の部屋にこもっているので、

ブログに書くような面白い台湾生活のネタも出てこない。

 

今日は海外の大学に通っている一個人としての率直な気持ちを書いていこうと思う。

 

『不安』

これはずっと心の中にある。

 

 

日本人の友人と会話をしたけれど、彼女の口から出る言葉は『不安』そのものだった。

日本にいる家族のことが心配、

夏休み無事日本に帰国できるかどうかが心配、

この先どうなっていくのかが心配、

自分が今居るのが日本ではないという不安。

 

みんな口には出さないけれど、不安と心配でいっぱいなのだ。

私だけが不安なわけではないのだと思うことができた。

 

そして彼女もまた、私と同じように『コロナウイルス』に対して本気で警戒していた。

 

寮の手洗い場で会った際に会話をしたのだけれど、

その時、私と彼女の距離は2メートルほど開いていた。

無意識だけれど、互いに気にしていたのだろう。

 

彼女のルームメイトは3人共台湾人。

そのため、今は各々自分の家に帰省している。

 

私たちが今、1番心配しているのは

連休後に一斉に『コロナウイルス』が流行してしまうことだ。

 

大学の教授が言っていた。

SARSの時も、この連休まではなんとか大丈夫だったけれど、連休明けに感染の歯止めが効かなくなった」

と。

 

私や、日本人の友人も最大限の対策はしている。

今以上の状況になるのならば手の施しようがない。

かと言って、日本に帰るなんてこともできない。

 

最大限の感染予防をして、スーパーに行った時にいつもより少し多めに食料を買って、

ほとんどの時間を部屋で過ごす。

 

私が台湾に帰国してからというもの、十分に我慢をして生活をしているけれど、

これで少しでも感染の危険性が減るのならば、という思いで文句も言わずに耐えている。

 

海外で生活している私たちからすると、

『帰ることができる場所』は、『日本』だけだ。

 

私たちが『帰ることができる場所:日本』に帰るためには、

日本にいる全ての友人達の協力が必要になってくる。

 

私たちが安心して帰ることができる場所を守って欲しい。

 

お金が必要でバイトしないといけない。

長期休暇で家にいてもすることがないから、遊びに行きたい。

 

その気持ちは重々承知している。

私たちだってそれは同じだ。

でも、これ以上感染が広まってしまうと、本当に今まで通りの生活は送れなくなってしまう。

そんなことを考えると、今我慢するしかないな、と思える。

 

感染を少しでも防ぐために外出はしないでください。

 

台湾にいる私たち日本人が、心の底からみなさんにお願いしたいことです。

 

正直なことを言うと、不安で不安で仕方ない

 

でも、今の私は台湾で頑張ることしかできない。

 

健康な体で日本に帰国できるように。