ゆったりとした日常
気付けばもう木曜日。
今週は時間が経つのが早く感じる。
今日の授業は、早8(ザオバー)で『愛とは』という話を2時間聞くだけ。
そのうえ、オンライン授業で早く起きて準備する必要もない。
起きるのは授業開始の5分前で十分に間に合う。
「眠たいな〜」なんて思っていたら、いつの間にか昼寝をしてしまっていた。
昼寝なんてしたのは、久しぶりだ、、、 ヽ(´ー`)
起きた頃にはすでに夕方の5時だった(笑)
「お腹すいたな〜」「でも外に行きたくないな〜」なんて思っていたら、
友人が夕飯に誘ってくれた。
今日夕飯を食べに行ったのは、初めて行ったお店。
友人が勧めてくれた『日式雞排咖哩飯(日式チキンカツカレー)』を食べた。
正直なことをいうと、台湾の『日式』は、あまり完成度は高くない。
今日食べたのは『日式咖哩(日式カレー)』なので、
「台湾クオリティーなんだろうな、、、」なんて思っていたら、
想像の遥か上を超えていく美味しさだった。
そして、『日式』という名前がつくだけで、普通よりも少し値段が高くなる。
けれど、このお店は『日式カレー』で75元(267円)。
満腹すぎて、「苦しい〜満腹!!」なんて幸せな会話をしながら、
学校へ戻ってキャンパス内を散歩した。
バスケ・サッカー・バレー、、、台湾の大学では、夜にみんな運動をする。
昼は閑散としているバスケットコートも、グラウンドも、バレーコートも、
夜はたくさんの学生で賑わっている。
散歩をしながら、台湾の友人が話していた。
私のルームメイトの日本人についてだ、(彼女は今、訳あって日本に帰国している)。
「もうすぐ台湾に帰ってくるんでしょ〜」なんて心配そうな声で。
「心配なの?」と聞くと、
「怖い、、、心配だよ」と言っていた。
「でも、彼女は台湾に帰国しても2週間隔離されるよ」と伝えると、
「潜伏期間は2週間以上だから心配」と。
オブラートに包んで言っているけれど、ストレートな言葉にすると、
「帰ってこないでほしい」という気持ちなのだろう。
台湾人は正直だ、思っていることを容赦無く言ってしまう。
少し酷なようにも思えるが、これが正直な気持ちなのだ。
台湾人の友人が心配しているのは、『コロナウイルス』について。
台湾人は、日本で『コロナウイルス』が大流行していることを気にしている。
危険なことから避けたいのだ。
私たちが日本から台湾に帰国したのは2月の終わり頃。
その頃の日本は今よりも遥かに状況がよく、『自粛』なんて言葉を耳にすることはなかった。
そのため、私たちが2週間隔離されていた時点では、
友人たちは「早く帰っておいで〜」なんて言ってくれていた。
けれど、今は状況が一変している。
危険な状況である日本に帰国したのだ。
台湾人のみんなが「いやだな、、、」と思うのは当然だろう。
みんな自分を守ることに必死なのだ。
ますます状況が悪化していくなかで、どうやって自分や大事な人を守るのか、
しっかり考えて行動していきたい。