ビビりな私の台湾日記

ビビリな私の海外奮闘記です、台湾のあれこれ是非ご覧ください

また1つ成長できた

日本で『全国で緊急事態宣言』が発令されることになった今日、

台湾では、『コロナウイルスの新たな感染者が2日連続0人だった。

 

今日は、早8で『愛とは』についての話を2時間みっちり聞いて、

昼から夕方6時まで『中餐實習(中華料理実習)』。

 

私は小さい頃から、祖母の影響で料理が大好きだ。

 

自分の中で誇れるところといえば、『料理が得意』というところくらいだ。

自分の得意分野である『料理』をもっと自分の強みにしたい、という思いで、

台湾の大学に進学した今、『觀餐飲食(観光飲食)』を専攻している。

 

今学期から本格的に調理実習が始まり、今回で2回目になるが、

前回、初めて『中餐實習(中華料理実習)』をした際、

自分のできなさ加減に嫌気がさした、悔しくてたまらなかった。

先生が説明する『専門用語』は初めて耳にする言葉ばかりで、

理解して、行動するとなれば、他の台湾人に比べて格段に遅れをとってしまう。

 

私は料理をすることができる、しかし中国語は完璧ではない

一方、私を除いたグループのメンバー3人は台湾人。

中国語は完璧、しかし料理はできない。

お互いにできること・できないことがある、

補い合えば良いはずなのだが、なぜかそれができなかった。

 

「ハナ、それ僕がするよ」「ハナ、まって!!!」

私が何をしていても、必ず名前を呼んで行動を遮ってくるメンバー。

きっと全て優しさからの言葉だったのだろうが、

『料理』は私にとって唯一自分の自信を持てることだった。

何もできず、何もさせてもらえず、

自分の自信を完全に失ってしまい、『料理』が嫌いになりかけてしまった

 

『このままではいけない。』

『絶対同レベルのところで戦う!』

そう決めた、私は負けず嫌いだ。

このままの状態で気が済むはずがない(笑)

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そのためにするべきことを考えた、、、

『料理のレシピを日本語に訳して、頭に入れてから実習に臨む』

 

今回は完璧な状態で実習に臨んだだけあって、この対策が正しいのかが不安だった。

いつにもまして緊張していたけれど、状況は一変した。

材料の切り方、調理の仕方、全部頭に入っていたおかげで、

自分から率先して行動できていた。

そして、なぜか、途中から私が指示する側になっていた(笑)

 

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前回は会話をすることが無かったメンバーも積極的に質問してくれて、

雰囲気もすごく変わった様に感じた。

そのおかげか、調理開始から片付けまでの一連の流れを1番早く終了することができた。

 

また1つ、成長したと言ってもいいだろう。

 

少し気持ちに余裕ができて、心躍ることがあった今日、空には不思議な景色が広がっていた。

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明日は、ベーカリーの実習。

さあ、今週ラスト1日、しっかり頑張ろう