多謝台灣,我愛台灣
今日のニュースで取り上げられていたこの話題。
『台湾から日本に200万枚のマスクが送られた』
台湾で生活している日本人として、この話題を書かずにはいられない。
今日は、日本と台湾の関係を簡潔に書いていこうと思う。
『日台友好』
日本と台湾が良い関係でいることを表すこの言葉、
結構目にすることが多い。
日本と台湾は『国交を結んでいる』と思われがちだけれど、
実は、『日本と台湾は国交を結んでいない。』
そのため、もちろん日本・台湾の双方に『大使館』はない。
しかし、民間の実務関係を維持していく目的で、
非政府組織として
『日本側:日本台湾交流協会』
『台湾側:台湾日本関係協会』
を設置している。
そんな国交を結んでいない国同士だけれど、
日本と台湾は互いの国に何かが起きた時は、必ず助け合ってきた。
『日本から台湾へ』
2016年・台南地震が発生した際には、
救助や災害復興を目的とし、100万ドル(約1億2000万円)を台湾赤十字に支援し、
地震が発生した翌日には外務省・警察庁・東京消防庁・海上保安庁・国際協力機構(JICA)の職員を台湾に派遣した。
日本は、外国として唯一、国際緊急救助隊の専門チームを現地に派遣した。
『台湾から日本へ』
2011年・東日本大震災が発生した際、
台湾はいち早く救護隊の派遣を表明、そして200億円を超える義援金も送られた。
そして今回、『コロナウイルス』の大流行により、マスク不足が深刻である
日本に対して200万枚のマスクが支援された。
きっとこういった苦しい時に互いに助け合い、
乗り越えてきた背景があったからこそ、
日本と台湾は互いに『親日』『親台』と言われるように
友好的な関係を築くことができているのだろう。
台湾も、決して安全な状況とは言い切れない今、
マスク不足や感染者の増加に苦しめられている日本を助けようと
行動してくれた台湾に対して、本当に有難い気持ちでいっぱいだ。
台湾から日本に送られた200万枚のマスクの使い道によって、
きっと今後の日本の状況は変わってくるはずだ。
今回、台湾から日本へ送られたのはマスクだけでない。
「日本がんばれ!」という台湾からの愛がこもった想いも同時に届いたはずだ。
その台湾からの愛がこもった想いを、
日本は決して無駄にしてはいけないと思う。
多謝台灣!我愛台灣!
ありがとう台湾、私は台湾を愛してます!